自分のやり方…
実は私、幼い頃から大の勉強嫌いでして…(笑)
とにかく机に向かう事が出来ない子でした。
机に向かうより、ひたすらバスケの練習をしていたスポーツ大好きな子。両親の教育の方針でもあったんですけどね。「勉強は出来なくてもいいから、必ず何か一つスポーツは絶対やること!」
この方針言葉そのまま素直に受け取った、スポーツバカな学生時代でした(笑)
座卓勉強で覚えるのは苦手だけど、身体にとにかく叩き込ませるのは得意でした。
この特徴に気づいたのは専門学校の時。
私は歯科衛生士の専門学校で2年課程で通学してました。
最初の1年はとにかく座卓勉強…。
これが本当にイヤでイヤで…。当時、30教科前後はあった勉強。テストはほぼ赤点という情けない成績…(笑)先生からも「これじゃ国家試験落ちるわよ!」と相当言われたものです。
それが2年に上がると今度はガラリと変わり、日々実習です。これが私には合っていたようで、身体を使う実習は、まさに身体に知識を記憶させていく手法。
点と点が線になる様な感覚で、次々に知識を叩き込みました。国家試験直前の最後の学内試験では、赤点は1教科のみでした。
私にしてはかなりの進歩でした(笑)
このやり方を覚えてからは、今までの勉強嫌いだった時を取り返すかの様に、勉強を自ら進んでやる様になりました。
それは40過ぎた今でも…というか、今の方が学生時代より勉強しているかもしれません。
一つ一つの知識や技術が、自分にとっての大切な武器に変化しては、それが面白い様に成功と経験へと繋がっている過程が分かるからです。
今自分に必要な武器は何か?
その武器をどう活かして成功へ導くのか?
同じ武器でも使い方を変えたら、どう変化するのか?
きっと自分の中にある「探究心」が開いたのかもしれません。
必ず自分のやり方、方法は見つかります。
そこにいろんな自分が見つかっては、いろんな自分を引き出せる事に気付き、楽しさを見出せるんだと私は思います。
いわゆる「自分への挑戦」なのかもしれません。
限界までスピード上げてチャレンジしたい気持ちもありますが、限界を決めず、急がず、マイペースにやれるところまでやる事が今の私のやり方で合っているみたいです。
いろんな自分を知るって不安に思う事もありますが、面白いし、何より後悔が無いんですよね。
自分が知らない違う自分、知りたいと思いませんか?
Makoto Mizusawa
威圧的指導が落とす影…
最近少しですが、先方からの依頼でコンサル業をやらせて頂くことがあります。
主に講師と現場フォローを行うのですが、久々に感じた事がありました。
講師として座卓でノウハウを伝えて⇨現場フォローって感じなんですが、ノウハウを伝えていざっ!現場フォローをしようとすると…。
現場では何やら別の問題があるようで…。
そこでは対人問題(?)
ほんの数時間現場にいた私にも伝わるくらいに、ピリピリムードが現場中走ってる。
それがビンビン伝わってきて、「これはテクニック以前の問題だな」と思うわけです。
いくらテクニックを伝えても、実践を行う現場が実践しにくい場所であれば、座卓研修もムダというもの。
私が感じた現場でのピリピリムードの正体は、上司が部下にある意味鞭を与え続ける「威圧的指導」でした。
とにかく部下に目を光らせてるわけです。
笑顔溢れる現場のはずが、上司には笑顔一つなく、まるで部下1人1人怖い顔して見張っているようで…。
部下には仕事が良くできても褒めない。っていうか以前に見てない。
やたら部下の「粗(アラ)」だけは見えている状態で、注意ばかりする…。指摘ばかりする…。
その繰り返し。
そんな状態が続くと部下はどうなるでしょう?
…私だったら最後には辞めてるでしょうね。
好きな仕事を始めたつもりが、嫌いになりそうですから(笑)
そして客観的に見る最大の「粗(アラ)」は、上司がお手本を見せない事。
これは、部下に舐められてしまう最悪な行動だと私は思うんです。
「口だけ指導」は、部下がついてこない最悪な例…。
「口だけ指導」は、部下にとってもストレスで、このストレスが積み重なっていくと、いつか爆発して、最悪なケースでは「部下達の反乱」がおき、チームが空中分解します。
今回、私が見たピリピリムードから生まれたストレスとして、現場には「笑顔」が消えちゃっていました。
きっともっと敏感なお客様には、ピリピリムードは伝わりまくってたんだろうな…だから誰も入って来ないという悪循環が発生してました。
このムードが、売上低迷へと向かわせます。
その原因は最初に記した「威圧的指導」なんですよね。
指導者はいつもはおおらかで笑顔が絶えない印象がありましたが…現場で話を聞いた際は、言葉に棘をいくつも感じては、笑顔を通り越し、怒っているように見えました。
指導者なりの疲れやストレスもあるんでしょうが…指導者は当然、部下よりもプロですから…。現場でプロ意識を忘れては部下以下です。
指導は難しいものですが、自分の言動1つ改めるだけでも、劇的に変化できるものです。
というのも、自分も経験が浅かった若き頃に、この「威圧的指導」をやっていたんですよね…。「上司ってこんな感じでしょ。」と勝手にイメージして(笑)
でも後に空中分解したんです。
その際に思いました。
「上司は部下が活き活き笑顔でいてこそ上司の意味がある」と。
もちろん締めるとこは、最小限に雷落とすようにしました(笑)
雷の落とし方にもテクニックが必要ですけどね。
Makoto Mizusawa
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付加価値
私は、これまでの職歴から、人にあるいは企業に直接商品を売る経験が多いのですが、きっと商品は変われど「相手に物を売る」事は、皆さんも少なからず経験はあるのではないでしょうか?
ではこれが組織になった時…。その組織が大きければ大きい程に物を売って利益を拡大し続けるために重要な事とは何でしょう?
話は若干逸れますが、私の中では常に、組織に属していた際に掲げてる自分の信念みたいなものがあります。
それは、
「売上を上げるには、上げて安定させるには、離職率の低下が最重要課題になる」と…。
組織に属すると、いろんな角度から企業全体を見渡す事ができますが、様々な企業を渡り歩いてきた私には、ある一つのパターンが見えていました。
それは、人材が安定している場所は、売上が上がる際には、とても伸びが良いのですが、極端に下がる事はないのです。
逆に、人材の出入りが多い場所は、売上が極端に上がる事もあれば、極端に下がる事もかなりの確率であるという事。
更に詳細を分析していくと、そこには直接物を売るスタッフのマンパワー、すなわち「付加価値」があるという事。
この付加価値が、人材が安定している場所は常に向上していくのです。
付加価値はマンパワーが大半を占めているいわば、人の力だという事が私は重要なポイントだと思っています。
皆さんも物を買う際に、その物に付随した付加価値によって、買う決定の有無を決める事はありませんか?
私はよくあるんですが…(笑)
例えば、自分が買いたい物が、たくさんの場所で売られていたら…あなたはどこで買いますか?そしてその理由は?
多分、交通の便利さを考えて、場所を優先する方も多いと思います。
ですが、交通の便利さは劣っても、もう少し遠く行けば、自分の話をしっかり聞いてくれて、かつ自分に見合う物を提案してくれるスタッフがいると分かっていたら…きっとその場所に足を運ぶ…なんて事があるのではないでしょうか。
それは、自分の欲しい物が手に入るだけでなく、自分の欲求を満たしてくれるものが付随してある事を知っているからではないでしょうか。
付加価値は、プライスレスな商品です。
そしてそのプライスレスな商品がマンパワーにあたり、その1人1人が持つマンパワーが合わさる事で、より大きなプライスレスなものと組織のトップが気づいている場合、
組織は今後も業績は伸びる→スタッフの給料や待遇は良くなる→スタッフも待遇が良いからこそ辞めない→スタッフが辞めない組織は、付加価値が高くなっていく→今度はその付加価値の高さに魅力を感じている意識の高い外部の人間がスタッフとして新たに加わっていく…。
こんな構図が出来上がると思っています。
これを私は「売上アップの鍵は離職率の低下」だと感じています。
もし今自分がいるその場所を、更に居心地の良い場所にしたいと思うなら、一つの方法として、自分が持つ付加価値が何なのか?そしてそれを向上させるには、どんな行動をしたらよいのか?ぜひ考えてみることをオススメします。
人は誰もがオンリーワンな部分を持っていると、私は思いますから…。
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デキる人はミスをする
久々の仕事についてのブログです。
最近ふと思い出した事がありました。
それは、数年前に大手企業の社長が数人集まって、各々の会社で働くスタッフについてディスカッションしている場面をテレビで観ていた時の事…。
ある社長さんが、こういう事を仰ったのです。
「仕事のミスをするという事は、少なからず仕事をしているという事。残念なのは、仕事の成果もミスも見えないスタッフ」だと…。
その社長さんは、スタッフの仕事のミスが発覚した時、怒ることはせず、次の案をヒアリングし、それを了承して任せたと仰っていました。
たしかに私もマネジメントの経験がありますが、部下に頼もしさを感じる時、それは仕事がデキる人はもちろんですが、「仕事がデキる」人は成果の中に、成功ばかりではないという事。失敗する事だってあります。
ただその失敗を隠さず、むしろその失敗を冷静に、そして客観的に分析し、新たな案を自身で生み出しては、もう一度チャレンジする人材に魅力を感じるし、頼もしさを感じます。
仕事におけるミスは誰もが一度は経験する事。そこを責めても、何も生まれません。
大切なのは、そのミスから何を学び、どう活かすか?だと私は思うのです。
更に言えば、上司として、この様な部下がいたら、その思考回路を潰すような事をせず、むしろその思考回路から更に生み出させる様に導く事が、リーダーの役割の一つと言えるかもしれません。
ミスをする事は決して恥じる事ではありません。
むしろ自分が成長するための、チャンスであり、分岐点でもあるという事。
その分岐点とは、そこで踏ん張って知恵を振り絞り、再チャレンジするか否かで、仕事がデキる人になれるか否かにも繋がるという事です。
ラクしたい…逃げたい…。
そんな感情だって芽生えるでしょう。
でも逃げれば、逃げ癖がついてしまうもの。
仕事がデキる人は、いつでもピンチをチャンスに変えていける人だと私は思います。
ちなみに…私が見たテレビの社長ディスカッションの中で、他の企業の社長さんの中には「遠慮なくケンカする位に、自分の前で意見をぶつかり合わせて欲しい」という要望も。
社長は企業を想う熱さをスタッフに見たいのでしょう。
たしかに、ぶつかってきて欲しいですけどね。
でもぶつかれないスタッフにもまた、言い分はあるのでしょう。
それはまた次回に。
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