makoto mizusawa's blog

All about 恋愛ガイド 水沢 真のブログです♪

心のマネジメント

20代では「多彩な引き出しをもつ」事を目標に置いた私ですが、多彩な引き出しを「完璧」に20代で持つ事は、当然出来ませんでした。

と言うより、自分の中に引き出しを設ける事は、生きているうちはずっと引き出しを増やせ、「完璧という頂点は無い」という事、また自ら設けたその引き出しを、更にレベルアップさせる事もまた、仕事上では必要な事だと私は感じました。


30代は、設けたはずで失敗してしまったマネジメントのスキルを、次は失敗しないように、そしてレベルアップさせたくて目標を決めました。それは、

「人材教育を中心としたマネジメントスキルを向上させる事」

この目標を自ら掲げた時、ここから今の私に繋がる、相手の心に1番関心を寄せる事が始まったように思います。


人材教育はどの業界も頭を抱える問題の1つではないでしょうか。

私も当時は悩み、考えては実践したものの、なかなか結果の出にくいものでした。

ただ起業して、人のマネジメントに失敗し、その後上司がいる1社員として1企業に属して仕事をしていくうちに気付いた事がありました。
それは「上司によって変動するモチベーション」でした。

そしてそのモチベーションは、心と深い繋がりを持っています。

そこに気付いた時、「仕事も心のマネジメントがポイントになる…」そう直感したんです。

そしてまた、私はマネジメント職へ転職を決意し、とにかく人の心を知りたくて、自分がマネジメントするスタッフと常にコミュニケーションを取っては、スタッフの気持ちを引き出し、その気持ちを様々な形で、スタッフに伝えるようにしました。

自分が失敗した経験は、隠すことなく、恥じる事なく話し、仕事レベルが上がれば褒め称えたり、逆にミスした場合は責めずになぜミスしたのか原因を一緒に探り、一緒に解決する…。
上司と部下の関係は会社(店舗)のみ、外に出れば一人対人としての関係を築く…。

例を挙げるとキリがないので(笑)、これからのブログに小出しにしたいと思いますが、「相手の心に聴く」という事をとにかく実践してました。
目と耳と心で「聴く」
それは今でも続いています。

相手の心をコントロールするわけではありません。
ただ相手の心に問いかけては聴く事で、相手自身のモチベーションを自ら上昇するようコントロールする様になるのです。


人のマネジメントは本当に難しいです。
相手をコントロールしようとするから、問題が複雑になり、解決の糸口も見つけにくくしてしまうのです。

千差万別だとは思いますが、きっと対人関係において起きてしまう問題の根源は、実はシンプルなものなのかもしれません。

私は心に着目する様になってから、そう感じています…。