デキる人はミスをする
久々の仕事についてのブログです。
最近ふと思い出した事がありました。
それは、数年前に大手企業の社長が数人集まって、各々の会社で働くスタッフについてディスカッションしている場面をテレビで観ていた時の事…。
ある社長さんが、こういう事を仰ったのです。
「仕事のミスをするという事は、少なからず仕事をしているという事。残念なのは、仕事の成果もミスも見えないスタッフ」だと…。
その社長さんは、スタッフの仕事のミスが発覚した時、怒ることはせず、次の案をヒアリングし、それを了承して任せたと仰っていました。
たしかに私もマネジメントの経験がありますが、部下に頼もしさを感じる時、それは仕事がデキる人はもちろんですが、「仕事がデキる」人は成果の中に、成功ばかりではないという事。失敗する事だってあります。
ただその失敗を隠さず、むしろその失敗を冷静に、そして客観的に分析し、新たな案を自身で生み出しては、もう一度チャレンジする人材に魅力を感じるし、頼もしさを感じます。
仕事におけるミスは誰もが一度は経験する事。そこを責めても、何も生まれません。
大切なのは、そのミスから何を学び、どう活かすか?だと私は思うのです。
更に言えば、上司として、この様な部下がいたら、その思考回路を潰すような事をせず、むしろその思考回路から更に生み出させる様に導く事が、リーダーの役割の一つと言えるかもしれません。
ミスをする事は決して恥じる事ではありません。
むしろ自分が成長するための、チャンスであり、分岐点でもあるという事。
その分岐点とは、そこで踏ん張って知恵を振り絞り、再チャレンジするか否かで、仕事がデキる人になれるか否かにも繋がるという事です。
ラクしたい…逃げたい…。
そんな感情だって芽生えるでしょう。
でも逃げれば、逃げ癖がついてしまうもの。
仕事がデキる人は、いつでもピンチをチャンスに変えていける人だと私は思います。
ちなみに…私が見たテレビの社長ディスカッションの中で、他の企業の社長さんの中には「遠慮なくケンカする位に、自分の前で意見をぶつかり合わせて欲しい」という要望も。
社長は企業を想う熱さをスタッフに見たいのでしょう。
たしかに、ぶつかってきて欲しいですけどね。
でもぶつかれないスタッフにもまた、言い分はあるのでしょう。
それはまた次回に。
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