プロとしてのあるべき姿
仕事をしていく上でよく言われる「プロ意識」
プロ意識を持って仕事するという事はとても大切なものだと思いますが、ではプロ意識って何でしょう?プロって何でしょう?
一時期私は、この事をよく考えていたように思います。
私は接客業が主なため、お客様あっての仕事になります。このプロ意識って大切だよね…と考えながらも、プロとは何だ?…と1人考え込みます。
ですが結論は出ません。当然ですが、自分がプロとしてお客様にちゃんと接する事が出来ているのか?お客様から直接聞けないので、分からないんですよね…。
1人考えあぐねていても結論は出ないのですが、一つの方法は浮かびました。
「他のお店はどうなんだろう?」
その疑問から、他店に行って直接お客様として接客してもらう事で、何か見えるんじゃないか?と…。
この方法は、私にとっては自分が落とし込みやすい方法でした。
他店で受けた接客の中で、好感を持てる接客は自分の中で取り入れる。逆に「イヤだな〜」と感じた接客は、自分が同じことをやってないか?あるいはスタッフがやってないか?と振り返り、注意する。
ある意味お客様目線と同業者目線の両方を持って訪店する分、何も知らない他店スタッフは迷惑な話でしょうが…(笑)
ですが素晴らしい接客だと、ついつい買い物してた自分もいました(笑)
接客に入るタイミング、接客中の他のスタッフの待機姿勢、トーク中の駆け引き、そして表情…。
細かく挙げるとキリがないのですが、その中で私が見つけたプロとしての姿、そのプロ意識はすごく勉強になりますし、今でも外出すると出先のどこかで訪店しては同じことをやっています。
いつも仕事していて思うのですが、プロに頂点は無いと思っています。
ただ向上する事はできる。
向上するためにやるべき事は、たくさんある。
先ずはその「学びの姿勢」こそが、プロとしての一歩なのかなと感じます。
学ぶ姿勢も色々ですけどね。
私の中に「プロとしてのあるべき姿」はいくつもあります。
何ヶ条になるんだろう?ってくらいに(笑)
でもそれはあくまで私が思う「プロとしてのあるべき姿」であり、他の人が感じる「プロとしてのあるべき姿」とはまた少し違ってくると思います。
その少し違ってくる部分をお互いにシェアしたりすると、また自分の姿も変わるかな…と思います。
これまた情報共有も、一つの「プロとしてのあるべき姿」なのかもしれないですね。
Makoto Mizusawa