makoto mizusawa's blog

All about 恋愛ガイド 水沢 真のブログです♪

仕事の失敗と厳しさ…

前回お話した、20代の転職の目的・・・。

「多彩な引き出しを持つためのキャリアを築く」

それは色んなスキル・経験をさせてもらったと思っています。

それは逃げたくなるような事でも・・・(笑)

例えば接客業におけるクレームなんて、起業した時には一番とまどうもの。

本当ならば、クレームが起こらないことが一番なのですが、人と接する仕事をしているとどうしても避けては通れない仕事であることも確かです。

 

その20代で経験し、得た「多彩な引き出し」

30代では自分はどうしたいのか?自問自答していました。

私は、自身の人生の中で、10年を一区切りと考え、次の代で自分はどうしたいのか?考えては、目標を見つける傾向があるようです(笑)特に意識していた訳ではなかったのですが、気づけば次の代に自分の年齢がなる時、その考えは無意識に1〜2年位自問自答しています。


30代に突入する時、それは転職の条件も厳しくなっていきます。他企業に転職するには、自分のどんなスキルが1番発揮され、転職先の企業で貢献できるのか?企業側はまず、その人のこれまでの経歴から判断する傾向が高いものです。

私はその時、20代でやり残したことを中心に考えるようになっていました。

その時、ずっと心の中に引っかかっていた事がありました。

起業して1年経った頃、2店舗を運営していたのですが、売上は良くありませんでした。

ある日一緒に働いてもらっていたスタッフ数名が、「お昼休みに入ります」と言ったまま、全員が姿を消してしまいました。

それに気付いた時、自分の中で「なぜスタッフは一気に全員いなくなったのか?」その事ばかりを考えていました。


「スタッフ教育だってちゃんとやっていたはず。スタッフの休み希望も聞いていたはず。給料も滞りなく支払っていたはず…なのになぜ?」と…。

「全てしてあげていたはず」

自分のその気持ちが、スタッフ全員の心・気持ちを理解しない状態となり、スタッフが何を望み、どんな風に働いていきたいか?なんて、全く考えていませんでした。

要は完全に人のマネジメントに失敗した訳です。

当時、自身の少しの販売経験と人の育成のキャリアが浅過ぎても過信していたこと、合わせてそこに自分の横柄さがあったこと。その態度が思いっきりスタッフに出ていました。


そこに気付いた時、「もう一度、自分のマネジメントを見直し、成功させたい!」という思いが、日々大きくなっていきました。


私はスタッフに色んな事を教えていた…。その考えも、「私は教えていた以上に教わっていた」という気持ちが強くなり、後にその思いが30代の私が築きたいキャリアと目標へと導くきっかけとなっています。


30代の目標については、また次のブログで書きたいと思いますが、20代で失敗した事は何か?仕事のキャリアを築く上で、必要不可欠なものは何か?

その振り返りと、問いかけは未来の自分に大きな影響を及ぼすと言うことを実感しました。今となっては、それは最大の失敗ながら、自分にとっての大きな分岐点を与えてくれたスタッフに、感謝しています。