makoto mizusawa's blog

All about 恋愛ガイド 水沢 真のブログです♪

人材教育のヒント…

私が起業に失敗し、人のマネジメントに挫折を感じていた頃。
ずっと「何故マネジメントに失敗したのか…何故皆、離れていってしまったのか?」
そう自問自答を繰り返していた時。

その「マネジメントをやってみたい、でもまた失敗したら…」そうグルグル回る思考の中で、「こうすれば成功するかも?」と、一つの案が思い浮ばせてくれたのが、当時4歳の愛娘でした。

4歳の愛娘は好奇心旺盛真っ盛り(笑)
私達の目線からすれば、ごく当たり前の物事や常識と思っている事でも、容赦無く「なぜ?」の言葉が口グセの様に連発されます。

その「なぜ?」に対して、私なりの言葉で伝えても、今度はその言葉の意味が子供自身の中で理解出来なければ、更に「なぜ?」は連発されます。

最初は「何で理解してくれないの?」や「どう説明すれば、どんな言葉を使えば理解してくれるの?」
そんな感じで、「理解出来ないのは仕方ない…」そう私自身の中で納得させる様にしていたのですが…。

違うんですよね…。
それでは何も伝わらないんですよね…。
そして何も始まらないし、何も生まれません。

4歳の娘はまだこの世に生まれて、人生経験は4年。
自分の中に生まれた疑問について、答えてくれる人は、自分の親しかいないのですから。子供が学ぶ術は、親からしかないんですよね。

言葉も親からほとんど学びます。
行動も親から真似して身につけていきます。
そうやって、子供は成長していきます。

私は子育てに奮闘しながらも、ハッ!と子供との接し方を改めて考えた時…。
この子育ての過程が、人材を育てる一つの手法ではないか?と思いました。

入社してきた新人は、まだ会社の事を何も知らない赤ちゃんと同じ、純真無垢な状態。
その新人が「なぜ?」と聞いてきたら、赤ちゃんにも分かる言葉を繋げて応える…。

部下から突然、「なぜ?」という言葉を聞かなくなったその時は…。
きっとベテランの域までレベルアップした時か、上司の言動に理解あるいは信頼がないという事に繋がるのかもしれません。

「なぜ?」という言葉は、探究心の表れ。
すなわち、その人のやる気やレベルアップに繋がるきっかけの言葉だと、私は思っています。

その「なぜ?」という言葉を聞き逃さず、見落とさず、真正面から一緒に「なぜ?」を解決する事。

それが人材教育の一歩であり、信頼関係が生まれる瞬間だと、私は感じています。

まさか、人材教育のヒントを娘から教わるとは…と、子育ての奥深さを知った瞬間でもありました。